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郷土研究部 12月の活動

 郷土研究部12月の活動は、12月13日(土)に真駒内のエドウィン・ダン記念館を見学しました。一昨年、現3年次生が1年次生の時に訪問して以来で、前回は春に行きましたが今回は雪の積もる中で、周りの風景の違いも楽しめました。今回は3年次生1名、2年次生2名、1年次生2名、顧問の菊池教諭の計6名での活動となりました。

 地下鉄南北線真駒内駅改札前に集合し、徒歩で現地へ向かいました。

  

   

  エドウィン・ダン(Edwin Dun、1848年7月19日 - 1931年5月15日)は、アメリカ合衆国の獣医師で明治期日本のお雇い外国人として北海道開拓使に雇用され、真駒内牧牛場の設立を指導するなど、北海道における畜産・酪農業の発展に大きく貢献しました。また後に外交官、実業家としても日本で活躍しました。こちらの記念館では、ダンの人生を描いた一木万寿三画伯による油絵や貴重な写真が解説とともに多数展示されており、大変見応えのあるものになっています。当日は寒さもあってか(?!)見学者は私たちだけで、スタッフの方から丁寧にご説明をいただけました。

  

  

 ひととおり説明を受けた後、自分たちが興味のある展示を選んで見学しました。また資料室には写真や新聞記事・書籍などが多数あり、それらについても解説をいただき、理解を深めることが出来ました。

   

  

  

  

  

 生徒たちは、以下のような感想を述べていました。

・前回訪問した時よりも資料が増えていて、新たな知識を得ることができた。

・卒業までにもう一度行って後輩たちにも見せたかったので、行くことができて良かった。

・エドウィン・ダンの一生を、絵本を読んでいるかのように知ることができた。情報量の多い一日だった。

・エドウィン・ダンが自分の好きな馬と関係が深いことが分かり、より詳しく知りたくなった。

・真駒内の栄えた街並みが、元々は広大な牧場だということを知りとても驚いた。

・エドウィン・ダンはクラーク博士ほど有名ではないけれど、北海道開拓・アメリカの外交官・日本で石油会社を設立など、たくさんの功績があることが分かった。

 次回は、冬の円山動物園見学を予定しています。