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2026年10月の記事一覧

郷土研究部 10月の活動

 郷土研究部の今月の巡検は10月11日(日)、札幌村郷土記念館とサッポロビール博物館の見学でした。両施設は東区内に徒歩圏内で近接しており、札幌および北海道開拓について学べるとても良い施設です。部としては過去に何度が訪問していますが、今の生徒たちにとっては初めてでした。残念ながら体調不良者等がいて2年次生2名、顧問の菊池教諭と青塚教諭の計4名での活動になりました。

 地下鉄東豊線環状通東駅に集合し、徒歩で札幌村郷土記念館へ向かいました。

 

 

 

 札幌村郷土記念館は、札幌の開拓者である大友亀太郎や当時栽培が盛んであった玉葱を中心に、郷土史を語り継いでいく目的で開設されました。記念碑や像のほか、館内には多くの歴史的資料が展示されています。また、札幌市指定の有形文化財を多く収蔵していることから、記念館全体の土地である大友亀太郎の役宅跡も札幌市指定史跡のうちの一つとなっています。当日は館長さんと事務局長さんから大友亀太郎氏に関わる歴史の説明と、明治~昭和初期(戦前)までの人々の生活ぶりを示す館内展示物の詳細な説明を受けながら、熱心に見学していました。 

   

 

 

 

 

 札幌村郷土記念館の後は、サッポロビール博物館へ向かいました。徒歩15分くらいの近距離でした。

 

 サッポロビール博物館は1987年に開館した日本で唯一のビール専門博物館で、歴史的赤レンガ建物でビールの歴史や製造過程を学び、試飲体験も楽しめる施設です。建物は1890年に製糖工場として建設され、その後ビール醸造所として改装されました。明治時代の面影を残す赤レンガ造りの建物は北海道遺産に指定されていて、歴史的価値が高く、訪問者にとって貴重な文化財となっています 。高校生なのでビールの試飲はできませんでしたが、国内外からのたくさんの観光客に交じって、館内ツアーガイドさんの説明も聞こえる中で、北海道の開拓やビール開発の秘話や苦労話などを様々な展示物を通して学びました。

 

  

 

 

 

 

 

 

 生徒たちは以下のような感想を述べていました。

・主に大友亀太郎さんと札幌の玉ねぎについて詳しく学びことができた。また昔の日本の歴史教科書や古い新聞も展示されていて、今との違いを知ることができた。

・札幌の玉ねぎは札幌だけで食べていると思っていたけど、昔は海外へ輸出していたことを知って驚いた。

・札幌村郷土記念館の人たちがいなくなったら、その後どうなってしまうのか心配になった。

・ビールの製造工程だけでなく、薩摩藩の人たちとの関わりや昔のポスター、ビールのラベルなどが興味深かった。

・煮沸釜が思っていたよりもかなり大きくて驚いた。

・サッポロビール博物館はビールや北海道開拓の歴史を学べるだけでなく、観光地としても人気が高いことに驚いた。

 来月の活動は毎年恒例となった、豊平館見学と札幌コンサートホールKitaraでの札幌交響楽団名曲コンサート鑑賞です。

  

郷土研究部 9月の活動

 久しぶりの投稿になります。諸事情により7・8月は活動ができず、2か月ぶりの巡検になりました。9月の活動は9月19日(土)、昨年と同じく北海道開拓の村へ行きました。当日は気温も暑くはならず天候に恵まれ、また外国人も含めてたくさんの観光客が来ていましたが混雑というほどでもなく、とてもスムーズに見学できました。2年次生3名、顧問の菊池教諭・青塚教諭の計5名での活動となりました。

 地下鉄東西線新札幌駅に集合し、バスで現地へ向かいました。

 

 

 前もって見たい施設に目星をつけて、順に回りました。主に見たのは旧小樽新聞社、旧近藤医院、旧南一条巡査派出所、旧山本理髪店、旧龍雲寺、旧青山家漁家住宅、旧北海中学校、旧札幌農学校寄宿舎などでした。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

 

  

 旧小樽新聞社では当時の新聞を作る大変さを、旧近藤医院では当時の医学のレベルや蔵書からうかがえる文化の高さを、旧青山家漁家住宅では当時の漁業の大変さを知ることができました。旧山本理髪店はアニメの「ゴールデンカムイ」に出てくることから親しみがあり、旧龍雲寺については現在の篠路にある龍雲寺の元になった建物で、私たちとご縁のあるものでした。旧北海中学校(現在の北海高校)、旧札幌農学校寄宿舎(現在の北海道大学恵迪寮)では昔の学生たちの様子を学ぶことができました。乗ることはできませんでしたが、村内には馬車が走っていて生徒たちは大変興味深く見ていました。

 生徒たちは、以下のように感想を述べていました。

・初めて行くのでどんな感じなのか分からず、正直面白くないのかなと思っていた。しかし昔のお店やその内部を見ることで、自分が生まれる前の時代の人たちの工夫や、今の世の中がどれほど便利になっているのかを学ぶことができて面白かった。

・個人的に欧米風の建物が好きなので、別世界に来たみたいで楽しかった。

・思っていたよりも多くの観光客がいて驚いた。

・旧青山家漁家住宅では規則があり、全員で協力するという心意気があったとか、漁師だけれども山にも行くなどの話を聞けて大変勉強になった。

・実際に行ってみて、北海道の人々が昔はこんな風に生活していたんだと身近に感じることができた。

・旧小樽新聞社では、昔の新聞印刷はすべて手作業で活版印刷によりできていたことを知った。現在はパソコンなどで昔よりは簡単に作れるので、当時の新聞づくりの大変さを実感することができた。

 10月の巡検は札幌村郷土記念館と、サッポロビール博物館です。