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郷土研究部 5月の活動

 5月の活動は5月17日(土)、北海道近代美術館へ行き特別展「歌川国芳展」を観てきました。生徒たちに今年度行ってみたい先を問いかけてみた中で近代美術館を挙げる声があり、数年前に行ったきりであったことから今回の訪問につながりました。3年次生2名、2年次生1名、1年次生1名、顧問の菊池教諭・山口教諭の計6名での活動となりました。

 地下鉄東西線西18丁目駅に集合し、北海道近代美術館へ向かいました。

 

  

 

 江戸時代後期に活躍した浮世絵師である歌川国芳(1797~1861)に関する展示で、想像以上の数の浮世絵が展示されていて大変驚きました。今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」が同じく江戸時代の文化に関わるもので、関心が高かったのか朝早くからたくさんのお客さんが来てました。(ちなみに本校でも使っている日本史探究の教科書「詳説  日本史」(山川出版社)にも、彼の作品が載っています。)生徒たちは熱心に鑑賞していました。

 

  

  

 

 

生徒たちは以下のような感想を述べていました。

・想像以上の数の作品が展示されていて驚いた。ユーモアのあるものや可愛いもの、歴史的な場面を描いたものもあり、とても興味深かった。

・歌川国芳の作風に興味がわき、もっと調べたいと思った。

・体に刺青を入れている人の絵が多かったことについて、肌をそのまま見せるのが恥ずかしかったこと、亡くなった時の身元確認や憧れの豪傑にちなんでなど、様々な理由があったことを知った。

・現代にも使われている技法ががいくつもあり、江戸時代の絵に対しての印象がかなり変わった。

・歌川国芳の浮世絵から、江戸の生活や街並みを知ることができた。

・近代美術館が思っていたよりも大きく、また落ち着いた感じで、来た人たちがくつろげるような雰囲気だった。

・「ポケット学芸員」というアプリがとても便利で、利用できて楽しかった。

・次は近代美術館の常設展を観てみたい。

 

 解散後に生徒たちは近代美術館の敷地内で、写真撮影を楽しんでいました。意外なフォトスポットがたくさんありました。

  

 

 6月の活動は、毎年楽しみにしている北大祭(主に留学生によるインターナショナルフードフェスティバル)と北大総合博物館の見学です。