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12月の活動

 12月の活動は11日(土)に、西区の手稲記念館と白い恋人パークに出かけました。どちらも地下鉄宮の沢駅から徒歩数分の場所に位置しており、札幌の開拓についてと、現在の札幌の観光名所を同時に見ることができる貴重な機会となりました。参加者は2年次生2名、1年次生1名、顧問の菊池教諭と武藤教諭の計5名でした。
 地下鉄東西線の宮の沢駅に集合し、最初は手稲記念館へ。手稲記念館は手稲町と札幌市の合併を記念して、昭和44年に開館しました。主に手稲方面の開拓当時の様子や、今日に至るまでの郷土の歴史を解説しており、遺跡からの出土品や古文書、生活用具などの歴史資料が多数展示されています。動物の剥製から古い土器、開拓当時の道具や文書など様々なものがあり、生徒たちは身近な場所の意外な歴史の深さに驚いていました。

         

 手稲記念館の次に、近接する白い恋人パークへ行きました。Jリーグのコンサドーレ札幌の練習場も隣にあることで有名ですが、「白い恋人」などの製造ラインが見学できる他、 チョコレートの歴史を学べるコンテンツがあります。またISHIYAオリジナルスイーツが味わえるカフェや、お菓子作りを楽しめるスペースもあることから、『観て、知って、味わって、体験できる、しあわせとお菓子のテーマパーク』が売りになっています。コロナになるまでは外国人観光客を中心にごった返している状態でしたが、今は日本人観光客を中心に、少しづつ訪問者も戻ってきている雰囲気でした。施設内は日々リニューアルしているようで、来たことがある生徒も初めて来る生徒も、新鮮な気分で見学していました。

             

 今回の巡検で、生徒たちは次のような感想を述べていました。

【手稲記念館について】
・初めて来ましたが、今の西区・手稲区になるまでの流れや、昔の機械や書類などをいろいろ見ることができて面白かったです。
・展示物でリアルさが伝わって、より詳しく昔のことを知ることができたと思う。
・ガソリンエンジンで放水する消火器(消防車?)は全くイメージがなくて、とても驚いた。

【白い恋人パークについて】
・初めて来ましたが、工場見学もできて面白かったです。また白い恋人パークの歴史や、賞味期限改ざん事件のことなども知ることができて勉強になりました。
・建物がきれいで、またクリスマス仕様の内装も良かった。謎解きも面白かった。
・館内の施設だけでなく、屋外にあったロンドンバスやタクシーなども印象的でした。

 次回の巡検は1月の予定で、行き先は検討中です。